では、前号の「4つのシグナル」をひとつずつ説明しよう。
@ 新規でリアルタイムに出入りするオーダー
あなたが注文を入れたり、その注文内容を変更したり、その注文が買われたりすると、瞬時にそのことが「板情報」のなかに、水色の表示として現れる。売買ルートや価格によっては表示されない場合もあるが、マーケットメイカーはほぼ常にそのような表示がされている。
ここで大切なことを列挙する。
どういった時に光るか、どう光るかを慣れるまで体で理解する。
色付き段で表示される画面上部の変化だけでなく、水色表示の出現の伸び方が重要、停滞期と活発期の違いに注目、である。
A 最良の売り気配値・買い気配値から4段目程度までの参加状況
「最良の売り気配値」のみの片側を例として考えよう。その気配値が、あなた一人参加なら、例えば「黄色」という色で、「板情報」のその価格帯に1段として表示される。例えばメリルリンチとモルガンがマーケットメイカーとして同様にその気配値を表示すれば、黄色の段は3段になる。その時の、その価格帯への参加状況が一目にして判る訳だ。
ここで大切なことを列挙する。
格段がどういった厚みで動くか、停滞期と活発期に分けて観察。
※片側のみの観察から双方の比較に入る。上から下へ順に格段の色が厚くなるものを「ピラミッド」、その逆は「逆ピラミッド」と呼ぶこととする。
この他、インサイドB/Aの価格スプレッド(横スプレッド)及び片側の各色の段のスプレッド(縦スプレッド)の出現様子とスプレッドの詰まり方、双方最上段の色が同じ長さに間延びした後の動きに注目、である。
B 大きな株数
Aで色の段について言及したが、その段毎に株数も表示されている。価格を支える為に現在の相場の一般的売買ボリュームより大きな株数が出ていたりすることがある。
ここで大切なことを列挙する。
その時の場に対して大きな株数のオーダーに注目。1000万株の売買高を超える銘柄は、1万株を超える株数に注目。この数字が、上記@Aで判断した自身の売買方向の反対側にどのような配置と出現回数かを確認、である。
C 目立つ参加をするマーケットメイカー
Bでも記載のとおり、各段には参加マーケットメイカー会社名や売買ルートが表示される。マーケットメイカーは市場の調整や自己の利益の為に様々なオーダーを出している。
ここで大切なことを列挙する。
1万株以上を出す全マーケットメイカーを確認し、その後、その日の売買に活発に参加するマーケットメイカーのみに注目を減らす。片方のみまたは双方の画面への出現の仕方、株数の変化を確認。あまりB/A双方を挟むマーケットメイカーがある時はエントリーしない。BCは停滞期やポジションクローズで関係する。
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